工業用ミシンは一つの作業に特化した単一機能のものが主流で家庭用ミシンのように高機能ではありません、当方にあるミシンも直線縫いしかできません。
それゆえにミシンの機能としてはすでに行き着くところまで行っていて、これ以上進化するところはあまり無いとの事。
それを補う部分として、ミシン針は進化、多様化しています。
スタンダードなオルガンミシン針、ドイツ製のシュメッツ、グロッツ、といったメーカーがそれぞれ針先の形状や素材、コーティングによって、縫う素材に合ったものをいろいろと出しています。
シルバーのものは通常のスタンダードな針、ゴールドはチタンコーティングで耐久性をアップしたもの、黒いものはフッ素コートで接着性のある素材を縫いやすくしてあるそうです。
ほかに針先を丸くしてニットの糸切れを防ぐものや、針先をナイフ状の形にしてあるレザー縫いに特化したもの、裏糸を引っ張りにくくした形状や糸切れを極力抑える形状などなど。
針の機能性に注目していろいろ試してみることも必要かもしれません。
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