INFORMATION

製法の紹介

靴の製法は、主に底付けの方法の違いで分類されています。
底の素材は、主に革底と、化学合成(ゴム系・スポンジ系・ウレタン系など)に分類されます。
当店では、革底はハンドソーンウエルト製法とマッケイ製法、合成ゴム系・スポンジ系は圧着セメンテッド製法を製作しています。
ウエルト製法でゴム底、マッケイ製法でゴム底ということも可能です。

当店で製作している製法

革底 ハンドソーンウエルト製法(手縫い靴)
       
               DSCF094011.jpg
数百年の歴史がある代表的な手縫い靴の製法で、本格的なオーダーメイドの高級紳士靴でしか採用されない、たいへん手の込んだ、贅沢な作りの製法です。
中底が厚くしっかりしていて、馴染めば足の形に癖付けされ、吸排湿性があり、構造的にも丈夫で安定感があり、型崩れせず何度も底替えでき、しっかり手入れすれば長く付き合える靴です。
反面、硬く、重いために、足に馴染むには時間がかかります。
底も含めて、素材のほとんどが皮革であるため、手入れも怠れません。
この製法を機械化したグッドイヤーウエルト製法の靴が、高級紳士靴の代表的製法として、広く採用されていますが、ハンドソーンウエルト製法は、超高級な紳士靴の代名詞的な製法であり、靴作りの究極と言われています。 

 

 革底 マッケイ製法

         DSCF094212.jpg

ウエルト製法と並んで、高級紳士靴に多く用いられる革底の製法です。
ウエルテッド製法より構造が簡単で、中底からアッパーを挟んで、底材とを一緒に、大型の専用ミシンで縫い付けます。
ウエルト製法に比べ、中底や底材が薄めで、軽く屈曲性が良く、ファッション性の高いイタリア製の、スリッポンタイプ、ローファータイプの靴に多く用いられています。
耐久性はウエルト製法に劣ります。また、構造上、水にも弱く、注意が必要です。

合成ゴム・スポンジ等 圧着セメント製法

アッパーと底材を接着剤で貼り付けると言う方法で、合成ゴム系、スポンジ系など市販靴のほとんどがこの製法です。
軽い素材、耐久性のある素材、いろいろな選んでいただけます。
市販靴の多くは修理不可能ですが、当店で製作した靴は、底替え、かかと交換可能です。